« 2011年6月 | トップページ | 2011年12月 »

2011年11月

2011年11月28日 (月)

武田さん搬出

前日にClosing Partyをしたこともあって、

最終日にはパーティに来れなかった人などで、ゆったりとした時間が過ぎていった。

カフェのお客さんものんびりとしている。

いい感じの時間が流れている。

友人同士、ちらほら来年への思いなどを語り合っている。

今年、記憶に残ることを挙げて、

その時の写真などを見せ合い、「来年はよし!」と意欲を燃やしたりしている。

奈良から来て釧路に住んで4年目というYくん。

来るたび、話すたびに愉快な地球くん。

なにやら忙しそうな、Rくん。

20代、30代の若者が、したたかにpositiveだ。

バックミュージックは穏かに流れるピアノ。

Steve Dobrogosz 「Golden Slumbers」を聴いていると

いいものはいいのだと確信する。

でも一日中、この曲をかけていたのはひんしゅくものだったろうな。

定刻8時搬出作業の開始。

丁寧な仕事。どんな時も大胆さと繊細さを絶妙なバランスで感じさせる。

武田さんの静かな言葉が充実した次の予感へと導く。

    

    Photo_3

2011年11月25日 (金)

11月に思う

午後2時を過ぎると、

向かいのアートホテルズの窓に反射した西陽が、ギャラリーの奥まで差し込んでくる。

すでに夕方を感じさせる。

まだ2時か・・・・

4時をまわると外は真っ暗だ。

11月は季節も人の心も、行きつ戻りつ定まらない。

やってくる冬の予感が人々の肩を重くし萎縮させる。

しかし一度どっかと雪が降って景色が白に変じると、

今度は気分が高揚し、通りは除雪仕事で賑わい開放感が訪れる。

誰もが冬の清涼な冷気をまとった匂いをプンプンさせる。

とは分かっているのだが、11月はなんとも寂しい季節だ。

・・・・・・・。

しかし、ゆっくり人と話をするには絶好の時だ。

二人もいいし、仲間で語るのもいい。

今夜はSALAのレクチャー、

明日は漢詩の勉強会(と称する)、旧学友仲間のもより会

夕方からなおさんの読書会

その後は、武田くんの楽しいパーティ。

と、ト・オン・カフェはふだんの展示、カフェのほかに

いろんな人が集まってくることになる。

こんな11月の一日は、過ぎる一時一時が貴重なものである。(t)

2011年11月20日 (日)

魯迅のこと

今月の読書会は時間が変更になって26日〔土曜日〕午後5時からとなっています。

課題本「阿Q正伝」、作者「魯迅」

といっても馴染みがなく、今時の国語の教科書に短い抄訳が載ることもないのでしょうか。

・・・・・・・・・

原本は中国語で書かれたのですから読むのは翻訳です。日本人の翻訳者がいます。

私が読んだ「阿Q正伝」は駒田信二となっています。

ふだんそうそう翻訳者が気になったりする事はないのですが、何かが臭覚をくすぐる。

こんな時、インターネットは便利。

さっそく、駒田信二さんとはいかなる人か調べてみました。

きっと知る人や知るなのでしょう。知らない事は恥ずかしいことではない。

いや恥ずかしい!

生まれは1914年、没年94年。私の父と生まれも亡くなったのも1年違いです。

しかしその戦後の身の処し方には、文学者、知識人として驚かされる。

『一条さゆりの性』講談社文庫の作者、ストリーっパーものでも有名!とは。

同じく魯迅の翻訳で卓越しているのは、竹内好であるが、それぞれ60年、70年の安保闘争

を契機として大学教職を去っている。

やっぱり戦後日本の優れた人たちは奥が深く、一筋縄ではいかず、芯まで歯が立たない。

悲しくも滑稽な阿Qは、今をどう生きているのだろう・・・・・などと

思うのも、実は素晴らしい訳のせいもあったのでした。 

寒くなっておりますが、どうぞ気楽においで下さい。

    Photo  (t)

2011年11月17日 (木)

楽しい帰り道

午後10時を大分回って、今日の仕事も終了だ。今夜はちょっと遅め。

シャッターを下ろす音を聴きながら、店内の明かりを落とす。

「吹雪だよう!」

「まさか、さっき外に出た時はそんな気配は全くなかった」

「ほら」・・・確かにドアから顔を出したら、鼻先には真っ白な雪が切れ目なく降っていた。

「雪だね。でもこれは吹雪きとはいわないね」。「そうかあ」。

とうとう雪がやってきた。空気がいっぺんに変わった。「冬だね。」

ドアを目いっぱい開けて、外の大きなアオキの植栽を中に運び込む。

女二人では大変な力仕事だし、最後の余力なしの身にはこたえる。

ずるずると中に引き込んで、毎年少しばかり丈が伸びたのを天井との距離で確認する。

小さく鼻歌なんか歌いながら雪道を運転する。

夜中の零時を回った豊平川河畔は白一色。

電飾に照らされたラブホテルが、今夜は白い花嫁よろしくベールに包まれたようだ。

車線がわからず、後ろの車が驚くほどの近さで追い越していった。

轍が、くっきりと美しい弧を描いた。

娘が後部座席でシャッターを切り続ける。

抑えることができない嬉しさで、歓声を上げる。何度も何度も笑う。

「雪なんか写らないよ」

「ホンとね、目にはこんなに真っ白で凄いのにね!」

明日はこの分だとだいぶ積もるだろう。

2011年11月 7日 (月)

ごめんなさい、そしてありがとう。

びっくりしました。

毎日アクセスしてくださっていた方々がいるのです。

誰もいないところからまた始めようと思っていましたので

深く反省し、感謝します。

このブログは、家族3人が順繰りに書けばいいのですが

K〔息子〕はツイッターに忙しく、M(娘)は大いに面倒くさがりです。

しかし、掲載されるとなりますと、息子(店主)のチェックが入りますので

知っている皆様は、3人の顔を思い描いてください。

ト・オン・カフェを会場に毎月1回

なおさんが(と)始めました読書会は

ツルゲーネフ『初恋』、三島由紀夫『永すぎた春』、ヘミングウェイ『老人と海』

阿部公房『箱男』、ミヒャエル・エンデ『モモ』、佐藤泰志『海炭市叙景』

幸田文『台所のおと』、マルグリット・ヂュラス『ラマン』、太宰治『人間失格』

と読みついできました。

なかなか参加者が増えないところが寂しいところです。

しかし、私の若かりし頃は読書会は当たり前に大学でもどこでもありました。

なおさんの読書会は、これからも新旧純文学を中心にジャンルを広げ、

読書を楽しみたいと思っています。

どうぞお気軽においで下さい。

寒い冬、ほっこりと読書の楽しみを語りましょう。

次の本は魯迅の『阿Q正伝』です。

そういえば、読んだことなかったなあ・・・・。ってばっかりです。

佐藤一明 彫刻展 『Burning Stove "Extinguish"』

ずいぶん夜の写真が続きました。

もちろん昼も営業中です。

しかし、作品は夜に饒舌になります。

ストーブたちも喋り出し、動き出してるかのようです。

頻繁に屋外にも設置されたストーブたちですが、

なぜか擬人化して受け止めてしまうのは私だけでしょうか。

語り口も結構!

えらそうにふんぞり返ってみては、しゅんと可愛くなったり。

ひんやり冷える心や身体が暖かい。

  Suto

佐々木秀明 個展とsalaレクチャー

2週間の会期は従来の個展期間からすれば長いと感じられる向きもある。

しかし、一度見たら済むというのではなく

何度もお見えになる方もいらっしゃる。

是非そうしていただきたい個展もたくさんある。

佐々木さんの光と雫の個展はとくにそうであった。

見るたびに深まり、

新しい感覚を想起させられた。

佐々木さんも、実は作品と同じように

噛めば噛むほど味のある魅力的な作家であった。

  Sasaki

 

樽前ARTY、飛生芸術祭、春香山

夏から秋にかけ、

北海道ではほぼ全道といえるほどの場所で芸術イベントが繰り広げられた。

内容も音楽、芸術、舞踏などの多岐にわたり

関わった人数、観客動員数は想像を超えるものであったろう。

資金面、運営面、苦労の連続だったと思うが

楽しむ方として、出かけてみるといろんなことが見えてくる。

札幌を離れ普段行かない土地に出かけるだけでも心地良い。

   Photo_2

   Megumi1

   Risu

   Photo_3

  お疲れ様!ありがとう。 

みなみさんライブペイント

チャリティ。

支援活動。

確かなことは、原田ミドーさんは最初から

一歩もぶれなかった。

誰もまだ考えをまとめられないときから

体が動いていたし、

心はもっと前から動いていた。

花輪和一さんもそうだったのだろう。

絵を見て、一日で出来る事などは何もないのだと思う。

  Minami1

 運動や思想と取り立てていうことではない。

 考えと生き方のことなのだ。

  

The Beginning 準備会場風景

地震の揺れは札幌でもゆっくりと、しかし尋常ではない長さで感じられました。

カウンターでは開催の迫った「The Beginning」の映像を見て

打ち合わせ中でしたし

私は40年ぶりの友人たちと話をしていました。

ただならぬ予感がありました。

その緊急の事態の中で「The Beginning」は変更を迫られながらも

パルコの会場で多くの来場者を得ることができました。

    Beginning1

  

  

  

 

     

独り言(T)

ずいぶん時間がたってしまいました。

パスワードも忘れてしまいました。

不甲斐ない言語障害に苛まれ、回復の兆候が見当たりません。

しかし、相手は自然の猛威であり、自分ではどうすることも出来ない

福島第1原発です。

始めてみます。ブログ。(T)

« 2011年6月 | トップページ | 2011年12月 »