中西 揚一 個展 中盤を迎えました。
週末は春の嵐が吹き荒れ、一気に雪解けが進んでいます。
最高気温も最低気温も同じ8度。
予報を見て目を疑いましたが、なるほど夜になると霧雨となり
もやが当たり一面をおおって幻想的です。中西さんの世界に通じています。
それぞれの絵にこめられた画境や興味など話をききながら
中西さんの心象世界を想像して重ねてみます。
そし同時に自分の心の世界も開かれていきます。
「暗い色だなあ・・」と作家自身は言いましたが、
みる者には、開放感や静かな安心感またデジャブな感覚を引き起こします。
様々なニューアンスを放つ光や陰。
遠近感をなくした風景。
浮遊し沈潜する夜の帳。
中西さんの色彩へのこだわりは絵を展示してからも、すぐには
なかなか止みません。
日曜日までです。
是非おいで下さい。